「うちの子、あまり運動が得意ではないのですが、バレエはできますか?」
「身体が硬いので、バレエには向いていないでしょうか?」
バレエに興味はあっても、そんな心配から最初の一歩を迷っている方もいらっしゃると思います。
でも、初めてバレエを習うときから、身体が柔らかかったり、何でも上手にできたりする必要はありません。
バレエは「誰かより速く」が目的ではありません。
子どもによって、得意なことは違います。
走ることが得意な子。
ボールを使うことが得意な子。
音楽に合わせて身体を動かすことが好きな子。
バレエでは、先生のお手本を見ながら、一つひとつ身体の使い方を覚えていきます。
最初は分からなくても、繰り返し練習しながら少しずつ身につけていけば大丈夫です。
身体が硬くても大丈夫?
「バレエ=身体が柔らかい」というイメージは強いですよね。
でも、最初からバレリーナのように柔らかくなければ始められないわけではありません。
今できる範囲から少しずつ。
大切なのは、無理に形を作ることではなく、自分の身体と向き合いながら丁寧に動かしていくことです。
最初は「音楽に合わせて動く」からバレエには音楽があります。
音を聞いて歩いてみる。
先生の動きを真似してみる。
腕を大きく動かしてみる。
それだけでも、子どもたちにとっては新しい体験です。
「できるかな?」よりも先に、
「楽しい!」
と思えることを大切にしてほしいと思っています。
比べるなら昨日の自分と。
お友達より身体が柔らかいか。
お友達より上手に踊れるか。
そこだけを見てしまうと、せっかくの小さな成長を見逃してしまいます。
先週できなかった動きが少し分かった。
以前より大きく腕を動かせた。
先生のお手本を見ながら最後まで踊れた。
それも立派な成長です。
私は、踊る楽しさを感じてもらうことを大切にしています。
「運動は苦手だけれど、踊ることは好き」
そんなお子さまにも、ぜひ一度バレエを体験していただきたいと思います。
「好きかもしれない」
その気持ちが、最初の一歩です。